とある田舎の山の中。 猫が好きすぎてもしかして自分は猫なのかもしれないと思っている作家がいました。なんだか外見も猫のようだと周りの人々からは言われているようです。彼女は野良猫として外を彷徨っていた猫たちを保護しながら、山に囲まれた田舎で慎ましく暮らしています。 猫たちとの暮らしを豊かにするべく、彼女は今日も、好きなように文字たちを綴るのでした。 書いては猫と戯れ、猫と戯れては書いて。彼女は、猫と本がとても好きでした。どちらも彼女にとって、日々生活する中でこれ以上ないくらいの癒しでした。この幸せな気持ちをどうにか世界に届けることはできないだろうか。彼女は、いつしかそう考えるようになったのです。 それから、彼女の、幸せのお裾分けがはじまりました。 なんだか日に日に猫が増えていくような気はしましたが、それは彼女にとって家族が増えるということ。突然の出会いに大きく喜んだ日も、突然の別れにこれ以上ない悲しみを覚えた日も、毎日が光輝く素敵な日々。 文章を書いていてもしょっちゅう阻まれてしまいますが、それすら極上の幸せとして、書き綴るのです。わたしと、猫の生活を。そして、わたしが頭の中に描く物語を。文字として、文章にのせて、たくさんの人に幸せが届きますように、と。そう願って。 ※当サイト内画像について 写真はスズキが撮影・加工したものとなっております。